先週に続いて、昨日も「映像版」のグッドナイトストーリー(朗読企画)の公開あり♪
ハンハンが読んだ文章が、思わずハッとするタイトルだったんだけど^^;
今日は、この朗読映像の詳細をご紹介します。
チャンジャーハン、公式YouTubeで「この人生、この世界で生きた証」公開
ではではさっそく。昨晩、ハンハンの公式YouTubeで公開された映像をご紹介しますネ。

ハンハンが読んだ「今生今世的证据」作者:刘亮程(リウ・リャンチョン)。
意味は「この人生、この世界で生きた証(あかし)」。
百度で、原文を発見したので 続けて内容もご紹介します。^^;
「この人生、この世界で生きた証(あかし)」作者:刘亮程
以下 朗読内容の和訳


『今生今世の証』
私がその土地を離れたとき、
私はまだ、
かつて自分が持っていたものを慈しむことを知らなかった。
私たちは何気なく庭の塀を壊し、
木を切り倒し、
家畜小屋やかまどを取り壊した。
もう役に立たないと思ったからだ。
これから移り住む場所には、
新しいものがたくさんあるだろう。
日々の暮らしが少しずつ良くなれば、
すべてはまた手に入る
――そう思っていた。
私はその土地を離れるとき、
見慣れたものたちに別れを告げることもしなかった。
振り返って、
「草よ、これからも毎年伸び続けておくれ」
「土壁よ、しっかり立っていてくれ。どうか倒れないでくれ」
「家よ、耐えられるところまで、
どうか一年でも長く持ちこたえておくれ。
もし崩れてしまうとしても、
どうか壊れた土塀だけは残しておいてほしい。
南向きの戸口や窓も残してほしい。
壁際の煙道やかまども、割れた瓦も残してほしい。
できれば、土壁の表面をほんの少しだけでも残してほしい。
たとえ壁土がすべて剥がれ落ちたとしても、
風雨の届かない壁の隅に、
手のひらほどの小さな一片だけでも残してほしい。
その土壁についた煤や灰も、
傷跡も、壁の中で朽ちた木片や鉄釘も残してほしい。」
それらはすべて、この人生を生きた「私の証」なのだから。
私がその土地を離れたとき、私はまだ知らなかった。
いつの日か、
自分がかつて生きた日々を
証明しなければならなくなることを。
いつか、人々は過去を信じなくなる日が来るだろう。
私自身でさえ、かつてのすべてを疑うようになるだろう。
あれは本当に、私が生きた人生だったのだろうか。
私は本当に、
大地の奥底から吹き上げる、
あの風を見たことがあったのだろうか。
それはさらに黒く、さらに激しく、
万物の骨や根を逆向きに揺さぶる風だった。
私は本当に、夜に一羽の大きな鳥の鳴き声を
聞いたことがあったのだろうか。
村中は静まり返り、その鳥だけが鳴いていた。
私は本当に、
あの暗く静まり返った村の路地を
必死に逃げたことがあったのだろうか。
背後では、足の不自由な男が執拗に追いかけ、
その片方の健脚が地面を力強く踏み鳴らしていた。
私は本当に、
自分だけの大きなニレの木を持っていたのだろうか。
牛をつないでいたニレの杭があり、
その横枝はまっすぐ我が家の門を指していた。
その杭を見つければ、
私は家への道を見つけることができた。
そして私は本当に、
あれほど永遠のように
明るい月明かりを浴びたことがあったのだろうか。
月は夜ごと、壁や木々や道を照らし抜き、
その銀白色の光を
あらゆるものの裏側にまで染み込ませていた。
あの頃、ものたちは向きを変えなくても、
その表も裏も等しく月光を受けていた。
私は振り返らなくても、過去を見ることができた。
今となっては、
一本の草や一本の木について、
そのすべての真実を語れる者がいるだろうか。
幾度となく吹く風が古い土壁を風化させ、
門を傷め、人のゆるみ始めた骨の隙間を吹き抜け、
その風の音のすべてを、
その人の一生の中へ残していく
――そんなことを、誰が見届けられるだろうか。
これらすべては、結局は一場の夢ではないのか。
もし、あの古い家々も道もなく、
舞い上がっては落ちる土埃もなく、
私とともに育ち、
今も村に暮らす人々や家畜もなく、
今なお吹き続ける風もなかったなら――
誰が、かつての暮らしが
確かに存在したと証明できるだろう。
たとえそれらが残っていたとしても、
一人の人間の心の中にあった人生を、
誰が証明できるというのだろう。
私は、かつて自分の村だった場所へ帰ってきた。
しかし今では、
それはもう他人の村になっていた。
わずか数十年で、
その村はまったく別の姿になっていた。
もっとも、
こうなることはずっと前からわかっていた。
人々が壁に泥を塗り、
白い漆喰を塗っていた頃から、
私はその泥も漆喰も、
いつかすべて剥がれ落ちることを知っていた。
人々が土壁を築いていたときから、
その壁は最後には再び土へ還ることも知っていた。
彼らは壁際の土を掘り、
一段一段土を突き固めながら壁を築き、
「夯歌(地固めの掛け声)」を響かせていた。
遠くの人にも近くの人にも、
この場所で家を建てていることがわかるように。
壁が完成すると、
それぞれの壁際には土を掘った穴が残った。
壁が高くなるほど、
その穴も大きく深くなった。
誰も埋め戻さず、
せいぜい数本の木を植える程度だった。
その穴は、壁のそばで一年
また一年と待ち続けていた。
私はその頃から、
その土坑が長い歳月をかけて
何を待っているのかを知っていた。
しかし私は知らなかった。
すべてが見る影もなく変わり、
やがて消え去ろうとするとき――
かつて毎朝、澄み切った高らかな鳴き声で
人々を目覚めさせていた真っ赤な雄鶏も、
巣の中で老いて死んだ黒犬も、
毎日の午後、
(今ではもう消えてしまった)門枠を照らしていたあの一筋の夕陽も……
土の一粒と同じように、
静寂へ帰ってしまうのだろうか。
そして、そのすべての中で、
誰にも気づかれることなく幼年期、
少年期、青年期を過ごした私。
その喜びも、孤独も、
誰にも知られることのなかった恐れも、高揚も……
今日という人生にとって、
それらはすべて、
無意味なものになってしまったのだろうか。
故郷が失われたとき、私は悟った。
家へ帰ろうとするすべての足取りは、
確かに「虚無」へ向かう道を歩み始めてしまったのだ、と。
ハンハンが読むと 内容以上の「深い意味」を感じてしまうんだけど… (;’∀’)
ハンハンは この作家さんが相当 お気に入りなのかもしれません。
※先週公開された映像でも、同じ作者の作品を朗読しています。
詳細は過去記事で>>
チャンジャーハン、10分間の朗読VTR公開!「グッドナイトストーリー|木はたくさんのことを覚えている」
ということで以上 グッドナイトストーリーの詳細でした。
余談的備忘録:昨日、記録更新した「映画8月」の再生数。
いつもは公式サイトもお祝い表記がすぐに出るのだけど、
1日たった今日(20時30現在)も、まだ何も出ていません(・。・;
こんなことは初めてで…
いろいろな諸問題で、公式サイトまで手がまわってないのだろうか…ちょっと心配💧
また 引き続きチェックします💦
ではでは今日は このへんで。ここまでご覧くださりありがとうございましたww
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