一昨日3/4から始まった、ハンハンの「2年前に削除されたブログ記事」の再投稿。
今日は、昨晩投稿された 2本目の記事「最後の決闘」を全文和訳でご紹介します。
チャンジャーハン、2年前に強制削除された記事を連続・再投稿！
ハンハンが「張三堅（チャンサンジャン）」というペンネームで投稿している、ウイチャットブログ。
今日は、強制削除された「サンジャンブログ」の2本目の記事をご紹介します。
このブログが立ち上がった時の経緯と、その後の「爆破（アカウント禁止）」まで。
昨日の投稿でご紹介しています。
「？？」な皆様はこちらから参照ください
＞＞「張三堅ブログ誕生」から「現在」までの経緯を振り返る（2022年~2024年）
2022年1月22日、サンジャンブログ開設後、2本目の記事として公開された「最後の決闘」。
これは 邦題「最後の決闘裁判」という映画のレビューだったんですが、
ここで書かれた内容には、また、当時の状況や心境が反映されているような気がする箇所もありました。
（そう思った箇所を太字にしてみました よかったら読んでみてください😢）
チャンジャーハンが3/5に再投稿した「2022年1月22日の記事「最後の決闘」全文和訳
最後の決闘 2022-01-22 20:00
張三堅回了（が再投稿） 2024-03-05 19:30 北京
この映画は、脚本のテクニックを行ったり来たりする物語手法を採用しています。
二人の騎士の間の決闘の最初の衝撃の後、
物語は回想から始まります。
物語にはジャン・ド・カルージュ、
マルグリット、ジャック・ル・グリの3人の主人公が登場します。
私はこの語り口がとても好きです。
映画は主人公3人の3つの視点から始まります。
なぜなら、同じ出来事に対する役割、視点、態度は人それぞれ異なるからです。
3 人の主人公のさまざまな視点を通して、
人間の葛藤、権力間の闘争、封建社会における女性の地位が見えてきます。
この映画のキャスティングは大成功でした。
登場人物の外見と性格はいずれも
明確な特徴を持ち、
明確に相反する特徴を持っています。
ジャン・ド・カルージュは攻撃的なライオンのようで、
マルグリットは美しさの権化であり、
ジャック・ル・グリは背が高く
エレガントな長髪の騎士です
（私の好みには合いませんが、フランスの美学には合っているかもしれません）。
物語の核心は、マルグリットがグリにレイプされたことを、
夫のカルージュに告げたことです。
カルージュは国王に対し、グリを裁判にかけるよう要請しました。
しかし、権力構造の腐敗と女性の立場の弱さのため、
実際には神の導きを受け入れ、
生死を賭けた決闘をするよう求められたのです。
3人の記憶の中に、興味深い矛盾を見つけました。
たとえば、映画の冒頭の「カルージュの記憶」の中で、
彼は戦争中にグリの命を救いました。
しかしグリの記憶の中で、カルージュの命を救ったのは彼（グリ）でした。
この、戦いを目撃した第三者がいなかったため、
誰が誰を救ったのか？
この質問は二人の心に憤りを植え付けました。
二人は全く正反対の性格を持っています。
ひとりは、貧しい出自を持ち、
比較的物静かで紳士的な男で、数学の才能があった。
そのため、傲慢で腐敗した政府の主であるダレン伯爵に利用され、
権力と結託しました。
貴族の家に生まれたもう一人の騎士は、
まっすぐで直情的で狂暴な性格でしたが、
マルグリットと結婚した後、当然得るべき本来の領地を受け取れず、
その領地はグリに与えられました。
この領地問題により両者の対立は再び激化しました。
1年後、疎外されたカルージュはマルグリットの提案を受け入れ、
二人の対立を友好的な方法で解決したいと考えました。
しかし、思いがけず、
あるパーティでの出来事が、
深刻な問題の基礎を築いてしまいました。
このパーティーで、
グリはカルージュの美しい妻マルグリットに初めて会い、
彼女に強く惹かれました。
彼の意見では、
彼女の一挙手一投足は彼を誘惑しました。
マルグリットは親友との会話の中で、
グリのハンサムな容姿を称賛し、
それがその後の決闘への道を切り開きました。
グリはマルグリットの美しさと、
終わりのない「愛」に抵抗できませんでした。
カルージュが不在で城に人がいない間に、マルグリットはグリにレイプされました。
無限の心理的恐怖を乗り越えたマルグリットは、
その事実を夫のカルージュに告げました。
カルージュは騎士として、自分の尊厳のために戦わなければなりません！
法廷の場で長い控訴期間中、
マルグリットは妊娠6か月でした。すでに妊娠していたのです。
この裁判がなぜこんなにも長いのかというと、
最終的には人々は「神」の意志を証明するために、
命をかけて戦わなければならないからです。
それは封建社会の腐敗が原因です。
封建的な迷信社会では、
強姦された女性は妊娠できないと信じられていたため、
マルグリットは自発的な犯行として告発されました。
グリによれば「私は犯罪をしたくなかった。私を犯罪にそそのかしたのはあなただ」と言い訳して自分を弁護し、そしてマルグリットの親友が名乗り出て、偽証しました。
それは、マルグリットの言葉が意図的に下心をもって作られたことを意味します。
この映画の中で私が最も衝撃を受けたのは、
マルグリットの夫がもしこの決闘に失敗したら、
夫を失うという苦しみに直面するだけでなく、
彼女と胎児も高い塔に縛り付けられ、生きたまま焼かれることになることです。
3人の主人公の絡み合った物語は、
私にこう考えさせるものでした。
ー私たちの世界はすべて私たちがそうだと思っているものです、
私たちは、他の人の目や意見で世界を見て、理解したことがありません。
最も近い関係を例にとると、親は必ずしも子供を理解し、
子供も必ずしも親を理解するとは限りません。
カルージュの目には、自分は、自信に満ち力強く、
妻に対して敬意を持ち、思いやりがあり、寛容であるように見えました。
しかしマルグリットは夫をどう見ているのでしょうか？
利己的で、傲慢、他人の意見を無視した無謀な行動。
夫の衝動的な欲望を満たすためだけに、
全く快感を感じさせない夫婦間の性生活も含めて（そう見えています）。
マルグリットは こう尋ねられました。
「もしあなたの夫が負けたら、あなたは塔に縛り付けられて焼き殺されるだろう
あなたはまだ現在の告発を主張しますか？」
マルグリットはひるみませんでした。
夫がすべてを自分に告白しなかったことに驚きましたが、
彼女の勇気は恐怖を打ち破りました。
彼女は自分の権利のために戦う、その時代の代表的な女性でした。
彼女は、もがきながらも、
カルージュの母親が彼女に言った言葉が思い出されました。
「レイプされたのはあなただけだと思いますか？
私も若い頃にレイプされました。
事態をこれ以上深刻化させないために、
また、この災害を拡大させないために、
私は耐えることを選択し、これまで生き延びてきました 」
物語は決闘に戻り、カルージュが勝利しました。
しかし、これは本当に神の御心なのでしょうか？
原文のスクショは以下のとおり。
ハンハンが 2022年に書いた 2本目の記事は
まさに これから裁判で戦うはず と期待されていた時期に書かれたものです。
（2021年12月に、北京警察に訴状が受理され、2022年1月22日は ちょうどその1か月後）
この時期に この中世時代の「理不尽な決闘裁判」についてレビューしたハンハン。
決闘裁判は どちらが死ぬべきかは神が決める（戦って死んだのは神のおぼしめし）という裁判です。
最後まで戦うと誓った主人公の話が ハンハンとリンクするわけですが…
「最終的に、生き残ったら正義」？
「しかし、これは本当に神の御心なのでしょうか？」
最後の ハンハンの文章に いろんな意味を感じずにいられない記事でした…<(_ _)>
おまけ：チャンジャーハンがレビューした映画「最後の決闘裁判」予告動画
ハンハンがレビューした、この映画。邦題「最後の決闘裁判」で、日本語字幕の予告編がありました。
見ると、ハンハンが書いた感想が、よりリアルに感じられます。
▶映画『最後の決闘裁判』予告編
上の動画が上手く表示されていないときは こちらから飛んでくださいｗｗ
実話をもとにした映画って… びっくりでしたネ(◎_◎;)
ちなみに、日本では、2021年10月に公開された映画でしたｗｗ
Youtubeの解説
リドリー・スコット監督最新作！
マット・デイモン×アダム・ドライバー×ベン・アフレック出演！
ある男からの乱暴を告発する妻マルグリット。遂に”真実”の行方は、無実を主張する被告ル・グリと夫カルージュによる「決闘裁判」へ。裁かれるべきは誰なのかー。究極の審判がいま始まる。実話を元に、歴史を変えた世紀のスキャンダルを妻マルグリットの目線で描くミステリー大作
３本目のブログ再投稿はある？「１代目サンジャンブログ」で投稿された記事一覧
最後はおまけ的な話なのですが、今日３本目の記事が再投稿されるかも？
と注目していたんですが、20:45現在 まだ投稿されず…。(;・∀・)
１本目の「始まり」も、昨日の２本目も １９時半に投稿されていたのですが…
３本目は CPFとの戦争がはじまる契機になった記事なだけに…
また無用な争いが勃発するのを、避けたのかもしれません。
ということで １代目のサンジャンブログが公開していた記事。
タイトルだけご紹介しますネ。（１代目の記事は全て削除されて見れなくなっています）
以下は 原文タイトルです ※投稿順。
≪开篇≫ ※3/4再投稿
《最后的决斗》※3/5再投稿 今ここ
《兄弟 dei, 一切都会变好的！》
《心灵奇旅》
《女足 — 女神》
《这个杀手不太冷静》
《变成星星照亮你》
《照亮自己也照亮你》
《人生海海》
《慕田峪长城》
《我的母亲》
《我的父亲》
《教宗的继承》
《蝙蝠侠：黑暗骑士》（上）
《蝙蝠侠：黑暗骑士》（下）
≪红绿灯≫
マレーシアの海哲団FBページより タイトル記録引用 リンク先はこちら
のちに、ハンハン作詞作曲の「曲」になったタイトルが２つあります。
（变成星星照亮你 と 人生海海）
とくに「变成星星照亮你」では
「ファンのために曲を作った、いつか聞かせたい」と当時から 記事に書いてた曲です。
なんだか感慨深いです😢
上のほとんどの記事を 過去投稿で全文和訳で紹介しています。
興味のある方は 「サンジャンブログ」まとめを参照下さい。＞＞こちらから飛べます
※もしサンジャンブログの３本目が再投稿されたら、明日また改めてご紹介します(^-^;
追記：サンジャンブログ3本目、今日２１時ごろに投稿されました。
最初に投稿された記事とは一部異なる箇所がありました(^-^;。明日の投稿で詳しくご紹介します。(;・∀・)
チャンジャーハンの「このほかの話題」ちょこっとまとめ
このほかの話題は「ちょこっとまとめ」で。今日BAOBAOの新商品が発売されています。
※BAOBAOは ハンハンのマスコットキャラクターで 小物類などを出すブランドです。
チャンジャーハンのブランド「BAOBAO」 2/6新商品「手帳」発売
以下 ウイチャットストアのBAOBAO公式ページより。
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どんどん 商品の種類も増えてきて 充実してきましたネ♪
次は何が出てくるのか 興味津々ですｗｗｗ
チャンジャーハンin香港コンサート 追加の美写真
最後は 最近出てきた 香港コンサートの美写真 追加分です♪
↑この 真正面は初めて見て びっくりでした（公式写真みたいな ハイレベルｗｗ）
ではでは今日はこのへんで。ここまでご覧くださりありがとうございましたｗｗ
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